Xperia Pro の ICS版Root化

こんにちは。私のXperia Proはまたも再初期化中だったりします。
その原因はまた今度ということで、ICSのRoot化についてついでにおさらいしておこうと思います。
　※事前にバックアップは忘れずに！今までに何回か、特に「連絡先」で泣きました…

中身がないのに長くなったので、「続き」に納めておきます。

０．ReLock
BootLoader Unlock済の場合は、先にReLockします。
ReLockしない方法もあるようですが、公式でUpdateしたいので私はReLockしてます。
一度Flash用の ftfファイルを作れば何回でも使えます（2.3.4用に作ったものを4.04でも使っています）し、万一の文鎮化の際にもReLock＆初期化で復活できるケースがある（２回ほどお世話になりました）ので、Root化するならBootloaderUnlock後すぐのReLock準備を超おすすめしておきます。
loader.sinの作り方はこちらを参考にさせていただきました。他にもこちらとかこちらとか参考になります。
ちなみにftfファイルで指定するDevice/Version/Blandingの値は自分専用なら割と適当で良いみたいです。気にしない（←Versionは何を指定するのが「正しい」のかで一晩悩んだ）
というわけで。
準備ができたらFlashToolを起動して、電源を切ったXperiaProをFlashモードでUSB接続して、ｆｔｆファイルをFlash！

１．SEUSで初期化＆アップデート
公式のアップデートツールでデータ初期化＆アップデートします。
今回のように単に初期化したい場合はバージョンチェックで「最新です」と言われても気にせず続行すればOK。
終了するまで放置すれば、ICSバージョン工場出荷状態の出来上がりです。

２．一旦起動
ここで一回電源を入れて、次の作業のためにUSBデバッグと提供元不明アプリのチェックボックスをつけます。
電源を入れると起動には少し（かなり）時間がかかりますがびびる必要なし。
セットアップガイドが色々言ってきますがとにかく無視無視で（どうせ設定しても消えるし）

３．Bootloader Unlock
前回もご紹介の通り、手順１,３,４についてはこちらを参考にしています。以下追記だけ。
自分の時にはUSBドライバ選択のタイミングで「Android Bootloader Interface」が選択できず、調べた結果「Android ADB Interface」を選択しました。
なお、実は何回UnlockしてもUnlockKeyは変わらないので、最初にメモをとっておけば２回目以降公式のアンロックページ訪問はパスできます。

４．ClockworkMod Recoveryを使ってroot化
2.3.4root化の時点でfastboot.exeは最新のSDKに入っておらず、r13以前のSDKを公式のダウンロードページからゲットしました。
recovery.imgはICSでもそのまま使えています（いいのか？）が、で導入するSuperuserはICS対応版が必要です。私はSDカードには3.0.7のzipを準備しています。

５．もう一回フラグ立て
もう一回、次の作業のためにUSBデバッグと提供元不明アプリのチェックボックスをつけます。
起動には（以下２と同じ）

６．フォント変更
フォントファイルについては前回と同じですが、ICSではフォントファイル本体に加えてfallback_fonts.xmlも差し替える必要があります。中身はfont選択の順位付けなので、使いたいフォントをリストに矛盾なく差し込んであげればOK。

７．バッテリ100％表示
バッテリ表示やキッチンの使い方の話は前回と同じですが、ICSではframework-res.apkとSystemUI.apkを両方差し替える必要があります。
（SystemUI.apkを差し替えると勝手に再起動するので、６～８を一括作業するときはSystemUI.apkの更新を最後にします）

８．テザリング対応
ICSではテザリング用のAPが固定で指定されているようです。自由に変更するために、custom_settings.xmlを差し替えます。更新後、初期化によってシステムに反映されます。
（初期化不要なやり方もありますが、DBを直接更新する必要があるとのことです）

９．初期化
Androidの設定からシステムをリセットします（８を行わないなら不要）
リセットしてもSuperuserは消えないので安心してGo！

１０．初期設定とかアプリインストールとか不要アプリ削除とか
後は普通に（疲れてきたので省略。笑）

といった感じで、具体的な説明は今回もないわけですが（すみません）
ICS化してもやっぱりrootの手順はあんまり変わらないですね。
さてではアプリインストールしにいってきますー。